「不必要な良い習慣」について考える

~本当に大切なことに集中するために~

世の中には「健康に良い」「集中力が高まる」「人生が豊かになる」といった理由で推奨される習慣があふれています。
ですが、それらすべてに手を出すべきでしょうか?
私は、本当に重要なことに絞った方が、効果的で持続可能だと考えます。

ここでは、一般的には「良い」と言われるが、私自身は**「そこまで必要ない」**と思う習慣について整理してみます。


1.ストレッチ

よく「運動前にはストレッチが必須」と言われます。
しかし、体は運動を開始すると自然に温まり、筋肉も柔らかくなります。
無理に静的ストレッチをするより、ウォームアップを兼ねた軽い動きで十分です。
むしろ、無理なストレッチは怪我のリスクすらあります。


2.長時間のランニング(有酸素運動)

「ランニングこそ健康の基本」というイメージも根強いですが、長時間の有酸素運動は筋肉を削る可能性もあります。
それよりも、**短時間で強度の高い運動(筋トレ+軽い有酸素)**を取り入れる方が、健康にも見た目にも効果的だと感じます。


3.瞑想

瞑想も「集中力アップ」「ストレス解消」に効果があると言われます。
しかし、ぐっすり眠る方がずっと手っ取り早く、確実に脳がリセットされます。
意志力トレーニングのために瞑想をするより、**仕組み化(環境を整える)**や、運動による精神安定を重視した方が効率的です。


4.脳トレ趣味

「将棋をやろう」「チェスをやろう」など、脳を鍛える趣味が流行っていますが、
実際には「睡眠・食事・運動」を徹底する方が、脳機能は総合的に向上します。
さらに、人との会話や日常の学びでも十分脳は刺激されます。


5.冷水シャワー・お風呂

冷水シャワーや長時間のお風呂も健康法として語られます。
しかし、日光を浴びて、運動し、しっかり眠る──これらの基本には及びません。
体温調整や自律神経には一時的な影響はあるものの、生活習慣そのものを整えたほうが効果は大きいです。


6.オーディオブック

「ながら学習」ができる便利なツールですが、
無理に時間を作ってまで聞くべきではないと感じています。
読書で代替可能ですし、インプットが増えすぎると、かえって思考力が下がるとも感じます。
たまに聞く程度なら有効ですが、「常に聴く習慣」はむしろ負担になることもあります。


では、何をすべきか?

私が重要だと思うのはシンプルです。

  • 睡眠:脳と体をリセットし、最大のパフォーマンスを生む
  • 食事:身体の材料を整え、エネルギーを最適化
  • 運動:筋肉と神経を鍛え、精神も安定させる
  • 日光浴:体内時計を整え、ホルモンバランスを良くする
  • ビジネス活動:頭を使い、自分の価値を高める
  • 交流・会話:脳を活性化し、感情を豊かにする
  • 学習(読書・調査):知識と視野を広げ続ける
  • 本当に好きな趣味:心を満たし、人生を豊かにする

この「基本」に集中すれば、
無理にあれこれ手を出すより、ずっと効率よく人生を前進できると私は考えます。

今回紹介した不必要な習慣も決して無駄ではないです
ただその習慣で特に大事な朝の時間を使うのはやめたほうが良いと考えます。

以上

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